年次大会
第22回年次大会 (2024年4月21日 文京学院大学本郷キャンパス)
共通テーマ:戦略研究と人間本性
〔基調講演〕奥山真司氏「戦略研究と人間本性」
〔特別講演〕伊藤隆太氏「政治と人間本性」
〔研究発表〕
岡本 至/ことばの領域
蔵 研也/イデオロギーと進化政治学
須田道夫/進化政治学に基づいた平和構築論
扇理恵子/明治日本の願望と憤慨
柴田佳祐/国際紛争における正当化と道徳化
中村康男/進化政治学からみた中国の対外行動
扇 直人/進化政治学とナショナリズム
西田陽一/人間本性である好戦性と倫理性の営みから「戦略」を考える
今田将吾/認知次元に対する戦略的アプローチ
鎌江一平/戦略的あいまい性の本質とは
小田桐確/NATOにおける中国の安全保障化と地域的安全保障複合体の再編
柳田 修/「航空優勢」の限界と「制空権」の復活
第21回大会(2023.4.23 文京学院大学本郷キャンパス)
共通テーマ ロシア・ウクライナ戦争と国際秩序をめぐる戦略的課題
〔基調講演〕細谷雄一氏「ウクライナ戦争と国際秩序の行方」
〔特別講演〕兵頭慎治氏「ロシアによるウクライナ侵攻の戦略性」
〔研究発表〕
岩上隆安「「次なる戦争」の視点から見るウクライナ戦争」
池上隆蔵「ロシア軍大隊戦術群(BTG)はなぜ敗れたか―戦略と組織デザインをめぐる課題」
小川浩史「ウクライナ戦争終結後の「あり得る将来」―ウクライナの「脱露入欧」とその地政学的含意について」
西田陽一「クラウゼヴィッツ『戦争論』でウクライナ戦争と国際秩序を考える」
岡本 至「ポスト・リベラル国際経済秩序のかたち―「民主主義にとって安全な相互依存」をめざして」
永田伸吾「英国の東南アジア地域安全保障への関与―新規ASEAN域外対話国に至る道程」
武藤真義「安全保障戦略としてのPKO部隊派遣―社会ネットワーク分析でみる部隊提供国間のつながりの意義」
都築義一「英国のブレア元首相の政治外交戦略」
松井勇起・中尾優奈「ハイブリッド戦争が注目されゆく社会構造―信用社会としての日米欧―不信用社会としての「魔大陸ユーラシア」間の相互認識の齟齬」
第20回大会(2022.4.24 オンライン開催)
共通テーマ 経済安全保障と戦略
〔基調講演〕村山裕三氏「米中技術覇権競争と日本の経済安全保障政策」
〔共通テーマ講演①〕藤田正孝氏「付加価値貿易から見るASEANグローバル・バリュー・チェーンの脆弱性と強靭化」
〔共通テーマ講演②〕太田泰彦氏「半導体の地政学-戦略物資を支配するのは誰か-」
〔研究発表〕
藤谷昌敏「経済安全保障とインテリジェンス―先端科学技術漏洩をどう防止するのか-」
福永晶彦「将来戦闘機国産開発までの過程と意義について」
柴田佳祐「政治的正統性と非対称同盟の締結」
清水さゆり「地方の中小企業における知の探索―新事業の創造-」
岩上隆安「陸上自衛隊の新たな戦い方コンセプトについて
第19回大会(2021.4.25 オンライン開催)
共通テーマ 科学技術と戦略
〔基調講演〕今福 博文氏「航空自衛隊の技術開発について―航空防衛戦略の観点から」
〔報告〕奥山 真司氏「技術と戦略を考える―人間、価値、選択肢」
〔研究発表〕佐久間一修「『戦略の階層』の再検討―技術哲学の視点から」
高木耕一郎「心理・認知領域における『バトル・オブ・ナラティブ』へ―情報通信技術の発展に伴う新領域、心理・認知領域における将来戦」
小宮山功一朗「デジタル技術戦略―サイバー空間をめぐる国家とグローバルIT企業の争い」
河上康博「最新軍事技術と部隊運用―米海軍機雷戦システム遅延事例をもとに」
船津拓実「パナマ運河と米国の安全保障戦略―パナマ運河の地政学的価値の変遷」
永田伸吾「英国の戦略文化―2021年「統合レビュー(Integrated Review)」を手掛かりに」
伊藤隆太「進化政治学と戦略研究―社会科学と自然科学の統合に向けて」
岡本 至「安全保障上の脅威としてのデジタル人民元―地理的拡大と個人の支配」
第18回大会(2020.11.28 オンライン開催)
〔研究発表〕松井勇起・中尾優奈「『空気』の創造主体についての考察」
岡本 至「地経学のクラウゼヴィッツ的分析」
横地徳広「クラウゼヴィッツ『戦争論』とプラグマティックなホーリズム」
藤井大児・中尾光「しまなみ海道の観光資源化プロセス」
有吉恭子「『災害対策本部会議』の実態解明と『危機管理監』の新たな役割の提案」
第17回大会(2019.4.20 明治大学駿河台キャンパス)
共通テーマ 地政学を巡る戦略 ――リスクと機会の視点から
[基調講演]國分良成氏「中国政治と日米中関係」
[特別講演]菊澤研宗氏「日本軍に学ぶ〈組織の不条理〉とその回避――黒い空気の問題」
[研究発表]小川浩史「サイバー空間の地政学」
下平拓哉「中国のシーパワーの実態と課題」
小辻昌平「パーム油の認証制度と持続可能性を巡る世界規模消費財メーカーの戦略」
佐藤幸志「企業の敵対的競争行動に関する一考察」
第16回大会(平成30.4.28 関西学院大学西宮キャンパス)
共通テーマ グレーゾーンの戦略論
[基調講演]村田晃嗣氏「アメリカの内政と日米関係」
[特別講演]安室憲一氏「中国の“国際化”とグレーゾーン戦略」
[研究発表]野村佳正「海南島攻略作戦と占領地軍政」
湯川勇人「日中戦争初期における外務省の対英戦略」
小川浩史「インフラと戦略」
高沢修一「現代の税務行政に求められる戦略性に関する研究」
第15回大会(平成29.4.23 明治大学駿河台キャンパス)
共通テーマ 国際環境の変化と戦略
[基調講演]中西 寛氏「現代において戦略的思考は可能か」
[特別講演]前川 徹氏「IT系企業のビジネスの変容とプラットフォーム戦略」
[シンポジウム]小泉 悠氏「劣勢下における行動原理―ロシアの「非対称」戦略」
今井雅和氏「企業者行動の胎動―ロシアビジネスの不連続と連続」
[研究発表]永田伸吾「オバマ政権のアジア戦略」
池内 恵「紅海岸地域に転移する“グレートゲーム”」
上原 広「必要最小限の集団的自衛権における「あてはめ」の法的意味」
大前信也「陸軍機密費のゆくえ」
清水さゆり「中小製造企業の国際化と経営者の戦略的意図」
竹之内玲子「ブラジル航空機産業の発展」
第14回大会(平成28.4.23 明治大学駿河台キャンパス)
共通テーマ「戦略とガバナンス」
[基調講演]伊豆見元氏「北朝鮮のガバナンスと朝鮮半島情勢」
[共通テーマ講演]
大出 隆氏「米国ビジネスに絡むロビー活動の実態」
石川 淳氏「電通、東大、財務省 実務経験者から見た巨大3組織の比較」
[研究発表]
荒川憲一「1942年:第二次大戦の分水嶺―枢軸結合戦略の可能性」
中西哲也「『核シェアリング』と『米ソ核密約』の構図」
柴崎力栄「明治日本の地政学コミュニティと台湾領有」
チュイ・デンブン「国際連合―国連改革論の新しいモデル」
山田敏之・高沢修一「清酒製造企業の成長戦略とタックス・プランニング」
福永晶彦「戦後初期における戦闘車両開発のナショナル・イノベーション・システム」
第13回大会(平成27.4.18 東京経済大学国分寺キャンパス)
共通テーマ「戦略と文化」
[基調講演]寺本義也氏「戦略と文化―マクロとミクロの比較の視点から」
[共通テーマ講演]
村井友秀氏「東アジア各国の軍事戦略と政治文化」
北川浩伸氏「アジア・新興国の文化に対応できるグローバルサービス戦略とビジネス展開」
[研究発表]
奥山真司「戦略文化の可能性と限界」
中谷寛士「インドの戦略文化と核兵器」
永田伸吾「ベトナム戦争終結と米国のアジア太平洋戦略再構築」
高野一郎「ウクライナ戦争とNATO・EUの東欧安定化戦略」
横地徳広「戦争概念の経験的文法」
アルウィン・スプリアント、浅野清彦「新興国市場戦略の資源論的側面について」
第12回大会(平成26.4.26) 明治大学駿河台キャンパス
共通テーマ「危機・リスク・クライシス」
[基調講演]君塚栄治氏「東日本大震災対処におけるコマンドコントロール・」
[シンポジウム]「危機・クライシス・リスク―安倍政権の対米中韓の危機管理」
バネラー/柳澤協二氏・首藤信彦氏 司会/加藤 朗氏
[特別講演] 孫崎 享氏「東アジアの安全保障を考える」
[研究発表]須江秀司「防衛省・自衛隊のCBRN事態対処―得られた知見をどう活かすか」
小野圭司「大規模災害時における医療の軍民協力について―東日本大震災の教訓から」
李 永シュ「武器輸出に関する行動規範」
丹保仁志「日本戦艦の再評価―推進効率と装甲貫通力の考察」
吉見憲二 ・井手達夫「政府における情報セキュリティに関する議論の分析」
高野一郎「バルカン地域の今後の展望―周辺諸勢力の地政戦略の中で」
関根大助 「ジュリアン・コルベットと現代の安全保障戦略」
第11回大会(平成25.4.20) 京都産業大学)
共通テーマ 「戦略とリーダーシップ」
[記念講演]河村 仁氏「災害派遣部隊指揮官のリーダーシップ」
[記念講演]佐藤悌二郎氏「松下幸之助の経営哲学とリーダーシップ」
[シンポジウム]「戦略とリーダーシップ」
パネラー/武藤茂樹・箕輪雅美・戸部良一 司会/山田敏之
[研究発表]
米田富彦「“ゲリラ(guerrilla)”の原理原則と臨機応変」
樋口 透「孫子のリーダーシップ」
平山 実「統幕議長のリーダーシップに 関する比較考」
野村佳正「「今後採ルベキ戦争指導ノ大綱」(第二次)の成立からみた東條首相のリーダーシップ」
河合将志「「アメリカ流の戦争方法」の文化的要因」
奥山真司「英語圏における戦略研究の位置づけと最新動向」
白幡俊輔「理想都市計画からみえるイタリア・ルネサンス君主の戦略」
丹保仁志「中国へ軍備管理を呼びかける」
曹 佳潔「BOPビジネスの戦略的展開」
佐々木利廣「ソーシャルビジネスのスケールアウト戦略」
南 憲一「経営戦略策定のためのコンピューターシミュレーションに関する研究」
井手達夫「サイバー時代のICT人材戦略」
第10回大会(平成24.4.22) 明治大学駿河台キャンパス
共通テーマ「組織と戦略」
[特別講演]野中郁次郎氏「戦略・賢慮・リーダーシップ」
[シンポジウム]「組織と戦略」
パネラー/寺本義也・小松陽一・坂口大作 司会/加藤 朗
[研究発表]
平松純一「米国情報庁の設立過程と組織設計」
佐藤守男「日本陸軍参謀本部情報組織の形成」
金森孝浩「企業組織とWeb戦略の展開」
田中信裕「小売経営における複雑適応系での経営戦略と組織進化」
柳田 修「組織の〈戦略的〉意志決定について」
李 永シュ「対中武器禁輸政策を巡るEU外交戦略の変化」
由良富士雄「日露戦争時の要塞攻撃等に関する戦訓分析について」
荒川憲一「日本海軍の燃料(石油)自給政策」
斎藤大介「戦争を見る第三の視点」
横地徳広「アメリカ公民権運動の抵抗戦略」
仲野友樹「中小企業における情報システムの戦略的活用とその活用意識について」
三浦達也「中小企業におけるIT活用に基づく差別化事業システムの形成」
馮 晏「企業とNPOの協働事業におけるパフォーマンスに関する考察」
第9回大会(平成23.4.24)明治大学駿河台キャンパス
共通テーマ「戦略的視点からの日中関係」
[基調講演]
戸部良一氏 (国際日本文化研究センター教授)「戦略研究と歴史研究の対話―戦前日本の対中国戦略をめぐって」
[特別講演]
高原明生氏 (東京大学法学部教授)「胡錦濤政権の外交政策と日米中関係」
[シンポジウム]
「中国の安全保障戦略」
飯田将史氏 (防衛研究所第6研究室主任研究官)
杉浦康之氏 (防衛研究所第6研究室教官)
井上一郎氏 (関西学院大学総合政策学部准教授
コメンテーター/神保 謙氏 (慶應義塾大学総合政策学部准教授)
[研究発表]
佐々木智則「中国は日本の防衛政策をどう見ているか」
山影 統 「冷戦後の中国の対欧州外交」
斎藤 良 「中国の軍事戦略の現状と東シナ海」
亀山伸正 「中国の東アジア地域外交」
田口 勉 「米海空軍の新たな中国対処構想について」
土屋貴裕 「中国のエネルギー資源をめぐる「走出去」戦略」
平松純一 「情報力と現在の米国の情報戦略」
加藤博章 「冷戦下における自衛隊の海外派遣計画」
山代勝彦 「ネオ・クラシカルリアリズムとコンストラクテイヴイズムのコンフリクト」
池上重輔「ブルーオーシャン戦略と日本の保険業界」
税所哲郎「ベトナムにおける産業クラスター戦略に関する考察」
岩瀧敏昭・華芳「中国におけるカード戦略」
第8回大会(平成22.4.24)国士舘大学梅ヶ丘校舎
共通テーマ「戦略論の新潮流」
[基調講演]
加藤 朗氏(桜美林大学教授)「戦略論の新潮流——「非対称戦」戦略の現状と課題」
[特別講演]
米本昌平氏 (東京大学先端科学技術研究センター特任教授)「冷戦遺産としての環境外交と気候安全保障論の登場」
[シンポジウム]
新たな戦略環境下における軍事力の役割
坂口大作(防衛研究所研究部所員)
吉田 真(防衛大学校教授)
西澤 敦(航空自衛隊幹部学校研究部研究員)
源田 孝(航空自衛隊幹部学校教官)
[研究発表]
渡邉公太「第一次大戦前期日本外交戦略の転換」
海上知明「環境問題への戦略的視点によるアプローチと、その可能性」
荒川憲一「グローバル補給戦」
福島康仁「パワーとしての宇宙利用」
福田 毅「イラク戦争後の米陸軍ドクトリンの修正」
等松春夫「戦略としての「歴史認識」」
蔵原 大「戦略学「教育」の新潮流」
奥山真司「英語圏における地政学研究の位置づけ」
西野正巳「中東における非国家主体の台頭とその意味」
韓 昌?「グローバル・マーケティングの複合化戦略」
清水さゆり「筆記具メーカーの多角化戦略」
松崎和久「グループ人材の育成と活用」
第7回大会(平成21.4.26)明治大学駿河台キャンパス
共通テーマ「政軍関係」
[基調講演]
三宅正樹氏(明治大学名誉教授)「政軍関係研究の回顧と展望」
[特別講演]
五百旗頭真氏(防衛大学校長)「日本の政軍関係」
[シンポジウム]
政軍関係研究の過去・現在・未来
戸部良一(国際日本文化研究センター)
彦谷貴子(防衛大学校)
中島浩貴(東京電機大学)
[研究発表]
三浦瑠麗「先進民主主義国の政軍関係」
中島信吾「戦後日本防衛機構の形成」
佐道明広「日本の政軍関係の特質と課題」
小森雄太「政軍関係研究序説」
小窪千早「フランス政治の変遷と政軍関係」
小泉 悠「プーチン政権下における政軍関係の「変容」」
清水文枝「在比米軍基地協定改定交渉における米国の対比宥和政策」
ジョエル・ラサス「オーストラリアの仲介国家戦略」
大井知範「第一次世界大戦前のドイツの東アジア・太平洋戦略」
江戸克栄「顧客満足戦略の新しい展開」
高梨千賀子「日本メーカーのオフショアリング戦略」
石川和男「日本の自動車メーカーのマーケティング・チャネル戦略の軌跡」
上原 広「立法過程から見た日本の政軍関係」
福永晶彦・山田敏之「日本の航空機産業の変遷とマネジメントの対応」
永田伸吾「カーター政権による緊急展開部隊の創設過程」
第6回大会(平成20.5.17〜18)京都産業大学
共通テーマ「戦略と情報」
[基調講演]
中西輝政氏(京都大学教授)「日本における情報史研究の進展のために」
[特別講演]
前原誠司氏 (民主党副代表)「日本の安全保障戦略」
[シンポジウム]
我が国のインテリジェンスの現状とその課題
太田文雄 (防衛大学校教授)
北岡 元 (政策研究大学院大学教授)
小谷 賢 (防衛研究所戦史部教官)
[研究発表]
奥田泰広「イギリス型の情報組織コントロール」
宮杉浩泰「再考・駐スペイン公使須磨弥吉郎の情報収集活動」
大野直樹「国家情報評価(NIE)制度の確立過程」
小島吉之「米国の心理戦略とインテリジェンス」
米田富彦「戦略と情報の原理と易経および般若心経の謎」
西口和成「若泉敬の沖縄返還交渉」
間宮茂樹「なぜ日本人は戦略的発想が苦手なのか」
大原俊一郎「プロイセン参謀本部の情報組織」
小森谷浩志「イマージョン経営にみる「戦略と情報」」
板倉宏昭「地域再生ネットワークの計量分析」
山田啓一「ローカル市場でグローバルジャイアントに勝つ」
三藤利雄「戦略は情報に従うか」
第5回大会(平成19.4.22) 明治大学駿河台キャンパス
共通テーマ「20世紀の戦争と平和」
[講演]
原田 保氏 (本会会長、多摩大学ルネッサンスセンター教授)「戦略論の新潮流」
[特別講演]
秦 郁彦氏(元・日本大学法学部教授)「20世紀の戦争と平和」
[シンポジウム]
「戦争の世紀を振り返る」
石津朋之(防衛研究所企画室研究調整官兼戦史部主任研究官)「『ドイツ統一戦争』、
アメリカ南北戦争から第一次世界大戦まで」
戸部良一(防衛大学校教授)「第二次世界大戦――アジアの戦争とヨーロッパの戦争」
赤木完爾(慶應義塾大学教授)「冷戦再考」
[研究発表]
加藤 朗「「新しい世界」と「新しい戦争」」
角田和広「E・H・カーの国際政治認識の検討」
伊藤 剛「「2008年危機」の可能性」
三浦俊彦「eコンシューマーに対するeマーケティング戦略」
三藤利雄「イノベーション・プロセスを読み解く」
高井 透「グローバル・ベンチャーの事業創造戦略」
永田伸吾「「戦場」としての国連総会」
中西久枝「トルコの西ユーラシア戦略」
三宅浩介「20世紀日本の国家戦略と教訓」
井手達夫「安全保障戦略と電子政府政策の関係についての一考察」
塚本勝也「20世紀における戦争とRMA」
庄司潤一郎「ドイツにおける戦争の「記憶」」
第4回大会(平成18.6.3) 明治大学駿河台キャンパス
共通テーマ「日本流の戦争方法」
[基調講演]
岡崎久彦氏 (元駐タイ大使)「日本人の戦略思考――他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」
[特別講演]
半藤一利氏(作家)「ミッドウェイ海戦を考える」
[シンポジウム]
「陸上軍事力と航空軍事力の考え方の違いと統合の意義」
瀬井勝公(自衛隊統合幕僚学校教官)
有江浩一(陸上自衛隊幹部学校教官)
松本 裕(航空自衛隊幹部学校教官)
[研究発表]
山本智之「日本軍と白兵主義」
山田 朗「近代日本の軍事思想と兵器体系の関係」
藏満茂明「対日占領政策と戦犯裁判」
伊勢弘志「石原莞爾の軍事思想」
古野寛子「国家的視覚的支配の確立の為の地方行巡啓と御進講」
小山 亮「戦時期における視覚的支配」
永江太郎「歴史を一貫する日本軍の特性」
海上知明「平知盛と海軍戦略」
水沢紀元「ジョセフ・ナイの日米同盟への視角」
米田富彦「『古事記』の戦略思想」
小川健一「戦略文化と政策」
源田 孝「日露戦争にみる戦略的思考と日本流の戦争」
第3回大会(平成17.5.14) 上智大学四谷キャンパス
[基調講演]
野中郁次郎氏 (一橋大学教授)「新しい戦略論――経営戦略の視点から」
[特別講演]
土門周平氏(作家・本学会会長)「帝国陸海軍における戦略思考」
[研究発表]
海上知明「環境戦略への一つのアプローチ」
永末 聡「非対称戦争」
金子 讓「安全保障概念の多様化と軍事力の役割」
由良富士雄「大戦間の列強の航空運用理論につ いて」
平吹通之「戦間期の日本陸軍航空用兵思想の顛末」
源田 孝「両大戦間におけるアメリカ陸軍航空隊の発展について」
鈴木直志「ドイツ後期啓蒙における軍隊と結社活動」
中島浩貴「ドイツ第二帝政期における市民と軍隊」
片山善雄「現代社会と安全保障」
山本智之「第二次世界大戦期における日本陸軍の戦争指導」
小川健一「NATOの危機対応活動と新たな戦略の具体化」
正司光則「日米の東アジア戦略と「巻き込まれる恐怖」」
第2回大会(平成16.4.25) 日本出版クラブ会館
[特別講演]
田中明彦氏(東京大学教授)「現代世界の戦略環境をどう分析するか」
[研究発表]
永江太郎「日露戦争における日本の戦略」
岩橋幹弘「戦力破綻の日本海軍の戦略発想」
荒山彰久「戦略爆撃および戦略爆撃機概略史」
長谷川琴子「カール大公の戦略」
小堤 盾「デルブリュック軍事史学研究の現代的意義」
石津朋之「シュリーフェン計画再考」
小森英明「拮抗する正戦の原点」
三浦一郎「フランス第三共和制の政軍関係」
野村甚三郎「国家と国境」
第1回大会(平成15.4.27) 中央大学駿河台記念館
[特別講演]
中西輝政氏(京都大学教授)「21世紀日本の進路と戦略研究」
[シンポジウム]
「世界列強の戦略思想-各国の特色とその由来」
米 国/山口 昇氏(元米国防衛駐在官・陸自研究本部総研部長)
ロシア/平野浤冶氏(元ソ連防衛駐在官・元陸自調査学校長)
欧 州/平岡祐治氏(ドイツ国防大学留学・元航空幕僚長)
中 国/国見昌宏氏(元中国防衛駐在官・元防衛庁情報本部長)
司会/石津朋之氏(防衛研究所戦史部主任研究官)
[研究発表]
山本智之「参謀本部戦争指導課の終戦研究と『絶対国防圏』設定問題」
西岡香織「昭和期日本の国家戦略-大東亜戦争がもたらしたアジアの独立」
田村重信「憲法改正と日本人のアイデンティティ」
園浦雄大「論理化歩兵」
鈴木朝雄「『兵法経営』の史的研究」
米田富彦「イスパニア流兵法に学ぶもの-弱者の弱者による弱者のための逆転戦略」